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author 米 [write]

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泣けば良いのに。


(12月の足主)

(きみなんて子は、僕の愛情に気付きもしない馬鹿な子は)

ほら僕を捕まえにおいで、僕を追い詰めにおいで、全てを理解した上で仕組んだこの僕を(きみの大切なものを何度も深く傷つけた酷い僕を)、早く早く早く早く、はや、く。あぁそうさ僕のことを恨めばいい。そして僕だけのことを思えばいい。きみのその澄ました小綺麗な顔を悲愴に染めて歪ませて(あの馬鹿みたいなオトモダチ連中なんかと関わるから)、僕だけを見て追い掛けて恨んでそれ以外なにひとつ思えないようにしてやりたかったのさ。あの女もあの学生も、きみだけは違うと(勝手に)思っていたのにね。きみだけは、この町に来たばかりだから色々と不安で僕を見ているかと少なからず期待(と言うくだらない妄想)を抱いていたのに。

ほら、早くおいでよ。
僕が逃げれば逃げるほどきみは追い掛ける。きみはその最中の限り僕だけを思う。捕まった時はどうしようかとか、実は考えてないんだけどね。まぁいいや。だってこれは鬼ごっこ。ただのゲーム。(にしちゃあ刺激は強すぎるかな?)

「もしきみがゲームに負けたら、僕はきみを僕だけのものにしようかな」

だから、さぁ、

「葵くん、早く堕ちておいで」

そんな風に足掻いてないで。
(でないとあの子やあの人だけじゃない、また他の誰かが犠牲になるよ。と言っても、その時にはもう町の全てが霧の中、だろうけど)
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2008.11.26(Wed)





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